2025/10/21
手術中の眼内圧変動をコントロールすることにより、今まで以上に安全で安定した手術の提供が期待できるようになりました。

特徴(1)
白内障手術中の眼内圧変動を減少させる灌流制御システムを搭載しているため、手術中の眼内圧を常に一定に保つ機能があります。
手術中の眼圧の変動を抑えることで、破嚢(眼内レンズを支える水晶体の後面の膜が傷ついたり、破れたりすること)や合併症などの術後結果に影響を及ぼすようなリスクを軽減します。
濁った水晶体を乳化吸引するのがハンドピースの役割ですが、従来のハンドピースとは違い、ハンドピースにセンサーが内蔵されており、白内障手術中の眼圧の変動をいち早く検知。
眼圧の変動に応じてリアルタイムに灌流液の注入量を自動調整し、目標とする眼圧を一定に維持します。
特徴(2)
「センチュリオン ビジョンシステム」は、チップのデザインを新たに改良し、超音波発振機能であるOZil®、トーショナルフェイコ(横方向の超音波発振)により、水晶体を速やかに効率よく砕き、吸引できるようになりました。
切開創付近の摩擦による温度上昇を抑え、創口熱傷の発生リスクを低減できるため、創口がきれいな手術を行うことができます。
目に優しく、手術効率がよく患者さんの負担が減り、白内障手術を行うことができます。
患者さんにとってより良い手術環境を整え、白内障手術のリスクを低減し、理想的な術後結果を目指します。

